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元刑事が教える相手のウソを見抜くコツと質問の仕方

2018.05.11

■ウソのサインを引き出す質問のコツ

質問を巧みに行うことで、相手のウソのサインをさらに引き出すことができる可能性が高まるというわけだ。森氏によると、より効果的にウソのサインを引き出す質問のコツがあるという。

唐突に、つまり相手がまったく予期していないときに聞いたほうがウソのサインが出やすくなります。なぜなら質問されることが予想できるときには、上手く答えることができてしまうためです。ですから旦那さんが朝帰りしたときに、奥さんはその場で『今までどこで飲んできたの?』と聞くのではなく、そのときは何も聞かずに、その日の晩御飯のときに突然質問したほうがウソのサインが出やすくなり、ウソを見抜く質問の効果が高まります」

■ウソを見抜けるようになるとこんなメリットも!

夫婦や親子、上司・部下の間柄など、うまくやっていきたい相手のウソを見抜けるようになれば、次のメリットもあるという。

「私のセミナーや企業研修を受講してウソを見抜く方法を知った方は『相手の心理に敏感になった』と言われる方が多くおられます。部下が報告に来ても『何か隠しているようだな』などとウソのサインが見えるようになったという方も。ですからウソの見抜き方を知ると、相手と会話していても今まで気づかなかったことに気づけるようになり、より円滑な、そしてより深いコミュニケーションがとれるようになると思います」

今回教えてくれたのはウソを見抜く方法の一部だが、基本はウソのサインに敏感になることと、効果的な質問をすることにある。今、身近な人であやしいと思っていることがあれば、ふいをついて質問をしてみよう。

取材協力
森 透匡(もり ゆきまさ)氏
刑事塾 塾長
経営者の「人の悩み」解決コンサルタント(人事コンサルタント)
株式会社クリアウッド 代表取締役
警察の元警部。詐欺、横領、贈収賄事件等を扱う知能・経済犯担当の刑事を約20年経験。 東日本大震災を契機に独立し、刑事時代に現場で培ったコミュニケーションスキルをビジネスで役立ててもらうために「刑事塾」という学びの場を開講。「ウソや人間心理の見抜き方」を主なテーマに大手企業、経営者団体など毎年全国180か所以上で講演・セミナー・企業研修を行い、これまで5万人以上が聴講、「究極の心理学だ!」「おもしろい!」と人気を博している。テレビ朝日「モーニングバード」、フジテレビ「ノンストップ」、読売新聞、日経新聞などメディアへの出演、掲載も多数。著書に「元刑事が教えるウソと心理の見抜き方(明日香出版社)」がある。
http://clearwoods.co.jp/

取材・文/石原亜香利

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