最後にガスコンロ台下の収納扉の上部。ここは吹きこぼれた煮汁などで汚れやすいが、目にはつかないので、汚れが蓄積しやすい。案の定、結構汚れているので、ここもスプレー。
ティッシュで少し力を入れて拭き取ると、汚れは全て消え去った。
使ってみての感想は、「宣伝文句に偽りなし」というのが正直なところ。通常なら何度も拭いてやっと取れるたぐいの汚れも、あっさり拭き取れるし、ほかの洗剤と違って清掃以外の場所へ飛び散っても、(基本的に水なので)それが別の種類の汚れとならないストレスフリーさがうれしい。
特に小さなお子さんをお持ちの家庭だと、玩具などを清掃する洗浄液として、水100%の本製品は最適のチョイスとなるだろう。軽微な汚れだと、最大10倍に薄めても効力を発揮するので、意外とリーズナブルでもある。
また、『ウォータークリーナー』には、高いpHによる除菌効果もある。まな板などの除菌処置をする場合は、2~3倍に薄めて使う。メーカーによる試験では、「大腸菌・サルモネラ菌が、噴射後にゼロとなった」とのことで威力は大きい。
『ウォータークリーナー』はスプレーボトル330ml入りで1380円+税、1000mlの詰め替え用パックは2760円+税で、現在オンラインショップから購入できる。
文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)