○A寝台個室シングルデラックス(1人用個室)
4・11号車の2階に設置。洗面台やアメニティーグッズなどが備わっている。また、車内改札の際、シャワーカードが渡されるので、この部屋の利用客に限り、シャワールームを無料で利用できる。寝台料金は1万3730円。
○B寝台個室シングル(1人用個室)
3・4・10・11号車を除く各車両に設置。部屋は1階室、2階室、平屋室に分かれている(5・12号車は平屋室のみ)。後述のソロに比べ、若干広いほか、平屋室の高さは1・2階室と異なり、215センチを確保している(1階室は184センチ、2階室は190センチ)。寝台料金は7560円。
○B寝台個室ソロ(1人用個室)
3・10号車に設置。ブルートレインと同様に、平屋の車両に上段と下段の部屋がある。寝台車の中ではもっとも狭く、大型の荷物が置きにくい。寝台料金は6480円。
○B寝台個室サンライズツイン(2人用個室)
4・11号車の1階に設置。2人専用の個室で、原則として1人利用はできない。寝台料金は1人あたり7560円。
○B寝台個室シングルツイン(1・2人用個室)
1・2・6・7・8・9・13・14号車の平屋に設置。通常は1人用だが、上段の補助ベッドを利用することで、2人用個室にもなるという摩訶不思議な個室。2・9号車の1番室は車椅子に対応しており、付近には身障者対応のトイレも設置されている。
サンライズツインが満席の際には、シングルツインに賭けてみよう。寝台料金の1人利用時は9,430円、補助ベッドを使用(すなわち2人利用時)する場合は5400円が別に必要となる。2人利用時は計1万4830円となり、サンライズツインに比べると、290円安い。
○指定席ノビノビ座席
5・12号車に設置されたカーペット敷きの座席車。2段式B寝台を彷彿とさせるつくりで、指定席特急料金のみで利用できる。また、ささやかな掛け布団が用意されている。枕は用意されていないので、事前に空気枕やタオルを枕代わりにするなどの“対策”が必要になるだろう。