●ディフーズモードで風が直撃しなくなった!
これぞ新機能、風が直撃すると寒いという声に応えて、後方に風を送り出して空気を循環させるディフーズモードを搭載した。飛行機で言えば逆噴射である。しかもダイソンらしい方法で実現している。バッフルと呼ばれる調整板をギアで移動させて、新たに設けた送風口へ空気の流れを切り換える。これによって、より少ないパワーで広がりのある気流を作り出せるという。さすが研究費を湯水のように使っているダイソンならではの巧妙な機構である。
これが今までの空気の流れ。細くなった送風口から強力に空気を押し出す。
バッフルを移動させ逆方向の送風口を開く。より広い開口部から空気が押し出される。
実際のバッフルは細長い1つのパーツでステップモーターとギアによって移動する。
ディフーズモードのデモもおこなわれた。これが通常運転で前に風が出ている。