世界最速のワンメイクレースと呼ばれる、ランボルギーニ・スーパートロフェオの2018年アジアシーズンが、いよいよ開幕。併せて新型『ウラカン・スーパートロフェオEVO』がデビューを飾る予定だ
第10回目を迎えるランボルギーニ・スーパートロフェオのアジア・シリーズは、 4月14日・15日に開催されるマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットを皮切りに、シリーズ史上最注目の国際チームが6ラウンド12レースにわたり競い合う。
シーズン開幕にあたり、アウトモビリ・ランボルギーニのモータースポーツ部門代表ジョルジオ・サンナ氏は、次のようにコメントしている。
「ランボルギーニはお客様から常に卓越性を追い求めています。EVOでは、パフォーマンスと安全性の向上を図りながら、これまで以上にスリリングな体験を届け、ランボルギーニ・スーパートロフェオに参戦するドライバーたちのために製造された車を楽しんでいただけたらと願っています」
ランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオEVO
ランボルギーニの技術の2つの柱である「高度な空力性能」と「超軽量素材」を中心に開発された『ウラカン・スーパートロフェオEVO』は、これまでの水準をさらに高いものに引き上げた。最高時速280km(電子的に制限)、後輪駆動のサラブレッドのレーシングカーとして、EVOはドライバーにとって理想的な改造のベース車、プロにとっては真の挑戦ができるクルマだ。エンジンは自然吸気5.2リットルV10型で、Xtrac製6速シーケンシャルミッションとマニエッティ・ マレリ製電動ギアボックスアクチュエーターを装備している。
印象的な新しいボディキットは、アウトモビリ・ランボルギーニのモータースポーツのエンジニアたちがダラーラ・エンジニアリング、ランボルギーニ・チェントロ・ スティーレと共同で開発したものだ。全体的な空力効率の改善はスピードとサーキット・パフォーマンスに直結し、中央に据えられたフィンは高速コーナリングでの安定性に貢献する。