春から新しい環境でお仕事されている方もいらっしゃるかと思います。今回はこんな面白いアイテムをご紹介。名刺交換の際に渡した相手に、必ず覚えてもらえること間違いなし! インパクト大の『プラモデル名刺』です。
プラモデルの世界の住人、モデラー・オオゴシトモエがご紹介する模型関連アイテムということで、今回は私も愛用している、共栄金型が企画・開発している『プラモデル名刺』を紹介したいと思います。どのようにして、この名刺が生まれたのか? その開発秘話に迫ります。
■『プラモデル名刺』コレクション!
まずは、これまで共栄金型が手掛けた『プラモデル名刺』の一部をご覧いただきましょう。いろいろな企業が作られているそうで、中にはテレビ番組の取材で製作したものもあるそうです。
写真上は、共栄金型のプラモデル名刺の開発者、長尾健司さんの名刺。メールアドレスや電話番号など、ビジネスに必要な情報が盛り込まれています。右下の電話とファクス番号が記されている右下のパーツはニッパーを使わなくても、指でプチっともぎ取ることができる「タッチゲート」という特殊な仕様になっています。パーツをもぎ取り、名刺上部の穴に差し込むと名刺立てになるそうです。
こちらは美容師さんに向けにデザインされたサンプル。各部分に店名や電話番号、ロゴマークなどを配置することが可能です。写真は「ナチュラル」と呼ばれる無垢の樹脂の状態ですが、これにシルバーの化粧塗装を施して納品されます。
こちらは野田市のキャラクター「やんわりまえだ君」のプラモデル名刺。文字だけではなく、イラストなどの細かい造形も再現可能です。キャラクターのプラモデル名刺だと、切り離してキーホルダーやストラップになるような仕様にしてもいいかもしれませんね。
そして、わたしオオゴシトモエのプラモデル名刺。共栄金型さんと一緒にデザインを考えました。名刺の真ん中は「パーツオープナー」になっています。パーツオープナーとは、プラモデルのパーツを組み間違えたときの分解に使う、〝こじ開けツール〟です。プラモデルをつくる職業や、モデラーらしさが表現できたらと考えてデザインしてみました。