内閣府の調査によると、第一次ベビーブーム世代が25歳を迎えた1970年以降、日本の婚姻件数・婚姻率は共に低下の一途をたどっている。2015年の調査によると、婚姻率も1970年代から比べると約半分の値となっている。では、そんな社会風潮のなかでも無事、婚姻を遂げた男女はパートナーに対してどういった思いを抱いているのだろうか。楽天ウェディングが、25歳~39歳既婚男女396名を対象に「パートナーに関する意識調査」(出会い~プロポーズ)を行ったところ、以下のような結果となった。
■パートナーと出会ったきっかけは何ですか?
女性でもっとも割合が高かったのは「職場」(34.9%)で、続いて「友人の紹介」(23.3%)。男性は1位が「友人の紹介」(27.8%)、2位は「職場」(25.1%)となり、男女ともに同じ項目が上位を占める結果に。
また女性の4位の回答では「SNS」(9.5%)がランクインするなど、近年のインターネット普及も少なからず男女の出会いに影響しているよう。またSNSで出会い結婚する女性の割合は、男性(4.5%)の2倍以上であることが明らかになった。
さらに女性の「SNS」の回答を年代別にみてみると、20代で12.9%、30代前半で10.8%、
30代後半では4.8%となり、特に女性の若い世代ほど「SNSによる出会い」が浸透しているようだ。