4/16発売のDIMEではビジネスクラスに乗る裏ワザを特集しています。今回特集の取材も兼ね、最近人気が急上昇しているLCCのビジネスクラスを体験取材してきました。
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エアアジアXのビジネスクラス「プレミアムフラットベッド」
LCC(格安航空会社)のうち、中距離国際線LCCに就航しているのが、エアアジアX、スクート、ジェットスターの3社となっている。その中でフルサービスキャリアに近いビジネスクラスシートを採用しているのが、エアアジアXのビジネスクラス「プレミアムフラットベッド」である。
エアアジアXはLCCでありながらもフルフラットになるビジネスクラスシート「プレミアムフラットベッド」を導入している
フラットシートという言葉通り、電動式のリクライニングボタンを押すことで、枕元から足元までが一直線の水平となるのだ。ただ、フルサービスキャリアの最新型ビジネスクラスでは、床面と完全に水平となり、自宅のベッドに近い形となるが、エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」ではライフラットと呼ばれる少し傾斜のあるフルフラットシートとなっているのが特徴。フルサービスキャリアの一世代前のビジネスクラスというイメージだ。後ほど運賃についても触れるが、LCCということを考えると、費用対効果においては抜群のシートであることは間違いない。
エアアジアXの「プレミアムフラットベッド」は2-2-2の配列で全て2席掛けになっている。
フルフラットなら夜行便もラクラク。リクライニングは電動式になっている
日本発着路線で「プレミアムフラットベッド」に乗ることができるのは、エアアジアXの羽田・関西・新千歳~クアラルンプール、関西~ホノルル、タイ・エアアジアXの成田・関西・新千歳~バンコク、インドネシア・エアアジアXの成田~バリ島(デンパサール)、更に5月就航の成田~ジャカルタと各路線。全路線、エアバスA330-300型機を使用しており、最前方の2列分12席のみが「プレミアムフラットベッド」の設定となっている。運賃は、エコノミークラス同様に空席連動に応じて変動するが、片道5~12万円程度が相場となるが、不定期に販売されるセール運賃を活用することによって片道3万円台で買えてしまうこともあるのだ。