Appleは28日、Apple Pencilに対応し、性能をさらに高めた新しいiPadを発表した。本日より予約注文が開始となり今週末に発売予定。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールド仕上げが用意され、価格は32GBのWi-Fiモデルが37,800円、32GB Wi-Fi + Cellularモデルが52,800円。
新しい9.7インチのiPadとApple Pencilを使うことにより、アイデアをスケッチしたり、メモを手書きしたり、スクリーンショットをマークアップしたりといった作業を、よりクリエイティブかつ生産的に行うことができるようになる。新しいiPadはこれまで以上に多用途、高機能で、大型のRetinaディスプレイ、A10 Fusionチップ、そして没入感のある拡張現実を実現する高度なセンサーを特長とし、抜群の携帯性と使い勝手、そして一日中使えるバッテリー駆動時間を提供する。
「iPadは私たちが描くコンピューティングの未来であり、世界中で何億人もの人たちが毎日仕事に、学びにそして遊びに使っています。この新しい9.7インチのiPadは、最も人気のあるiPadで人々が気に入っているすべてをさらに改良し、創造性と学びにインスピレーションをもたらします。最も人気で、お手頃価格のiPadが新たにApple Pencilに対応することで、Appleの最も創造的なツールの一つが持つ先進の機能をより多くのユーザに提供します。このiPadはまた、高性能なA10 Fusionチップと大きく美しいRetinaディスプレイ、高度なカメラとセンサーを備え、他のデバイスではとうてい不可能な、信じられないようなARのエクスペリエンスを可能にしています」と、Appleのプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント、グレッグ·ジョズィアックは述べている。
Apple Pencilは驚くほど流麗で自然なスケッチの体験を提供する。高度なセンサーが筆圧と傾きの両方を計測し、ピクセル単位の正確さと敏速な反応を提供するため、NotabilityやPages、Numbers、KeynoteそしてMicrosoft Officeといったアプリケーションでノートを取ったりイラストを描いたりといった作業にぴったりだ。iPadのパームリジェクションテクノロジーにより、Apple Pencilを使う際に手をスクリーンの上に置いたまま書くことも可能。