ドラレコとしてもアクションカメラとしても使えるカーメイトの360度カメラ『ダクション360』
2018.03.25狭いテントやタープの中を撮影するのは大変だが、『ダクション360』なら全体を撮影できる。
画質はフルHDと4K相当から選ぶ。ドラレコとして常時録画をして、肝心のアクティビティー動画を撮れない・消去されてしまうのでは?と不安に思うが、その点は心配無用。
「パーテーションを切っているので、手動録画は常時録画とは別のフォルダーに保存されます。16GBのメモリーカードで約55分録画できます」(カーメイト)
カーメイトによると、本体の熱対策を万全に行う設計とすることで、あえて本体には防水機能を備えていないとのこと。もともとドラレコとして設計、よりドライブを楽しめるようにとアクションカメラ機能を付けたので当然といえば当然だ。突然の雨に見舞われることも多いアウトドアアクティビティーだから、より積極的に使うためにも防滴ケースオプションの発売が待ち遠しい(6月中発売予定)。
ドライブ主体の製品なので、ライバルのアクションカメラよりも大きめで連続撮影時間もやや短いのが気になるところではあるが、360度まるごと撮影でき、気にいったところを切り出せるのは『ダクション360』ならでは。
360度撮影により専用アプリ(無料)を使ったVR再生もできるので、より臨場感ある記録となる。簡易VR動画撮影機としても使えて、決して3ウェイに収まらない。
「どうやって使おうか」と期待が高まるカメラだ。
取材・文/大森弘恵
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!