DAY 7
自宅は会社から20km 満充電なら寄り道しても週1回の充電で余裕
さて、最終日のDAY7。僕は自宅から会社へと向かい首都高速を走ってきた。都会の騒音の中での自分だけの静けさが気持ちいい。
デスクに向かう前に会社の前でちょっとカッコをつけて一枚パチリ。わが家と会社は20kmも離れていて、近いとは言えない。毎日の通勤のクルマでこなそうと思ってもネックになるのはやはりガソリン代。週に5回往復すると、約200km。寄り道したらあっという間に300kmになるだろう。
しかし「日産リーフ」なら週一回の満充電作業でOK。家に充電設備があるので、ガソリンスタンドに行く必要もない。ガソリン代の価格変動に一喜一憂することもない。もうお財布の中身に神経をすり減らさなくていいのだ。
さらに、懐に優しいプランをご紹介したい。「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2」だ。これには驚いた。月々2000円で日本全国提携の約5500基の急速充電器が使い放題になる! というものだ。〝ホーダイ〟なのである!
どんなに充電しても上限2000円。旅に出てどんどん走っても2000円!
どうしても加速感を味わいたい思いに駆られて高速を疾走したあと、ガソリン車では給油のタイミングで「あの時、エコ運転にしておけばこんなに給油しなくてもすんだのかな……」と反省モードになることがある。しかし、この〝ホーダイ〟プランに入っておけば、どんなに電気を使っても月に2000円以上は払わなくていいのである。いや、これには感激。
試しにわが家の近所の日産のディーラーで「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2」のカードをかざし給電。24時間充電器の使えるディーラーであったため、夜中に充電をしてみたが、充電器の指示に従い作業を行うだけでとても簡単。もちろん予約などは必要ない。
ところで、わが家は最寄駅からちょっとだけ離れているので、家族の送り迎えにクルマを使うことがとても多い。「日産リーフ」なら、駅の送り迎えのコストも劇的に安くなるなと妄想してしまった。僕に一台、妻に一台、「日産リーフ」二台持ちの生活を実践したらどんな生活になるんだろう? と、妄想はどんどん膨らむ。
きっと二台持ちの生活になれば財布も膨らむはず。うーん体験してみたい。
という夢を脳裏に浮かべつつ、僕の7DAYSは終了。
静けさの中でのクルーズを可能にしてくれる「日産リーフ」は、「運転」に対する感覚を様々に変えてくれた。
「静かで快適」だから、どんな道を運転していても、なぜだか心が和らいだ。毎日が休日で、その時間をこのクルマでのドライブに費やせたらどれほど幸せだろうかと感じたくらだいだった。クルマを運転しているのに「森のなかのリゾート」や「ビーチでくつろぐひと時」を感じた。運転しているのにリラックスできるので、ついつい遠出がしたくなる魔力があった。ふいに寄り道してしまうほどいつも以上に運転が楽しかった。
お別れの前に、自宅前の桜並木でパチリ。フロントウインドウに映り込む桜が新型「日産リーフ」によく似合う。
ありがとう「日産リーフ」。いつもと違う次世代の生活が見えたよ。
取材・文/廣田晋(本誌) 撮影/広田尚敬
協力/日産自動車
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html