※DIME本誌からアクセスいただいている方へ。DAY7は4ページ目に掲載しています。
入社以来30年間ずっとクルマ担当だった廣田編集部員が、今話題のEVを1週間リアルに体験し、実用性をチェック。廣田が感じた「新しい価値観」「新しいライフスタイル」とは?
今回の廣田のチェックポイントは3つ
・チェック1:充電の気軽さ
・チェック2:街中での走りやすさ
・チェック3:自動運転技術の便利さ
DAY 1>2
充電器が我が家にやってきた!次世代の暮らしがスタート
EVが「次世代のクルマの主流」になりつつある今、ついに我が家も充電器を導入した。編集者になって30年間ずっとクルマ担当だった私にとって、ちょっとした決断である。そして、昨年10月に発売された話題の新型「日産リーフ」でEVのある生活をリアルに検証した。
○自宅に設置 コンパクトでかっこいい充電器
充電器取付工事は思っていたよりもずっと簡単だった。まず事前に現地調査があり、分電盤からの配線取り回しや充電器の設置場所を決める。わが家の場合は調査が1時間、工事は後日行い3時間で終了。エアコンの室外機を設置するのに近い要領、とでも言おうか。今回取り付けた充電器は一番ベーシックなタイプで費用はすべて込々で10万円強。工事を担当してくれた株式会社JM・なおしや又兵衛さんは、実に丁寧に仕事をしてくれた。
街にある急速充電器とは違い、家庭用の200V充電器はコンパクトで場所を取らない。これで我が家もEV仕様になったかと思うと胸が高鳴る。今後は、友人がEVで遊びに来ることもあるだろう。そんな時「充電どうぞ」と言えるのかと思うと少し誇らしい。
考えてみると現代人の生活には、スマホやパソコンなど、毎日充電が欠かせない。これからクルマの充電も自然と生活の一部になっていくのではないだろうか。
初めての我が家での充電は少々緊張したが、<チェック1:充電の気軽さ>クルマのフロントにある充電口に充電器を差すだけなので非常に手軽だった。夕方帰宅後に充電を開始し、朝出かける頃には満充電。ガソリンスタンドに行かなくていいということがこれほどまでストレスフリーなのかと実感した。
○スマホとAIスピーカーでいつでもリーフと友達気分
新型「日産リーフ」はスマホだけでなく、AIスピーカーのアマゾン・エコーともリンクできる。スマホアプリでは充電量、航続可能距離などの基礎情報の確認に加え、エアコンの予約などもできる。乗る前や外出した後でも情報をやり取りできるのは便利で楽しい。アマゾンエコー(写真右)では、スキルをダウンロードして話しかけると、充電量などを教えてくれる。離れていてもスマホやAIスピーカーで充電状況などを確認できるのは、クルマとの一体感を感じられうれしい。