充電なしでどこまでも走れる、電気自動車の新しいカタチ。それが日産セレナe-POWERである。
そう、今、大ヒットしている2017年国産コンパクトカー販売台数No.1、2018年1月国産乗用車販売台数No.1の日産ノートe-POWER同様のパワーユニット、ワンペダル機能が、ミニバンのセレナに搭載されたのだ。
e-POWERはシリーズハイブリッドであり、ノート用をパワーアップした1.2Lエンジンは発電のみに使われ、駆動力はバッテリーとモーターのみ。例えば2輪用エンジンとモーターを持つBMWi3と違うのは、充電口を持たないことで、ガソリンスタンドに立ち寄ることはあっても、充電の必要は一切なし。電気自動車に興味はあっても、自宅に充電設備が設置できない、航続距離、出先での充電が不安・・・というユーザーには最善の選択となる“電動自動車”である。
セレナe-POWERは内外装ともに専用のブルーアクセントをちりばめ、メーター、バイワイヤーのシフター、1列目席のセンタートレー(その下にバッテリーやインバーターが収まる)、2列目席キャプテンシート(7人乗りのみ/マルチセンターシートはなし)、ハイウェイスターでも15インチとなるホイール、タイヤ、そしてリヤサイドスポイラーがe-POWER専用となる。ちなみにこれまでメーター内の小さなディスプレーにしか表示できなかったバックモニター画面は、e-POWERからナビ画面でも表示できるようになっている(祝)。