小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

何もないのに移住や開業を目指す人が集まる北海道当麻町の秘密

2018.04.11

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

■北海道らしい風景の中で北海道発信のブランドを

 最強を名乗るダウンジャケットがある。雪山ではなく、雪国での生活を考慮した機能を搭載し、無駄を省いたシルエットがウケ、発表後即完売となる『ナンガホワイトレーベル』だ。

「ナンガ」は滋賀県で高品質のダウン製品を製造するアウトドアメーカーで、『ナンガホワイトレーベル』は、北海道・当麻町のセレクトショップ「MOONLOID」がナンガと共同開発したブランド。いわばショップオリジナルだが、関東エリアを中心に全国からオーダーが届く注目ブランドなのだ。

 MOONLOIDがある当麻町の隣、旭川市は最低気温-41℃を記録した極寒の街。当然、当麻町の冬も-30℃は当たり前という環境にある。

「外は寒いけれど、家の中は薄着でいられるほど暖かい。それが北海道の冬です。-30℃、-40℃に耐えうる保温性、汗や雪でダウンがへたることのない防水透湿性、そして気軽に羽織れる軽さを併せ持った北海道らしいダウンジャケットを作ろう」と思い立ったMOONLOID店長・甲斐綾乃さんが、ナンガに相談したのが最強ダウン誕生のきっかけ。

『ナンガホワイトレーベル』を手にする甲斐さん。購入希望者は多いが、MOONLOIDの実店舗または通販でしか購入できない。2017-2018モデルで7万8000円〜+税。価格を見ると決して安くはないが、スペックを考慮すれば10万円以上でもおかしくはない。「MOONLOID限定とすることで価格を抑えられています」(甲斐さん)

超はっ水加工を施した940FPのシルバーグースダウンを1着につき220gほど封入している。写真右がシルバーグースダウンで、1瓶約1gというから相当の量だとわかる。

ダウンを包みこむ生地はナンガがほこる防水透湿機能を持つオーロラテックス・ライト、さらに止水ファスナーを採用するなど雪に濡れても、汗をかいてもロフト(厚み)を損なわない最強仕様だ。

ダウンジャケットを手がけるメーカーはいろいろあるが「メンテナンス性を考えて日本で製造するメーカーに。補修したいときに対応してくれないのは困りますから。ナンガは国産であると同時に、高品質でコストパフォーマンスがいいんです」と、ナンガを選んだ理由を教えてくれた。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。