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音場補正でスピーカーの実力を100%引き出すELACのDAC内蔵プリメインアンプ『EA101EQ-G』

2018.03.07

■Impression

まず、「Auto Eq」なしの音を聴いてみよう。スピーカーは8cmフルレンジのバスレフ型『Ishida model』を使った。手嶌葵「明日への手紙(ドラマバージョン)」(96kHz/24bit)を再生すると、ボーカルはなめらかでウォーム。音像定位は普通だ。佐山雅弘トリオ『メモリーズ・オブ・ビル・エヴァンス/マイ・ファニー・バレンタイン』(96kHz/24bit)では、音のエッジがやや丸く落ち着いた音になる。左右の音場は狭くこじんまりとした感じだ。

スマホで音場測定、補正完了後に「Auto Eq」をONにすると「明日への手紙」は、音像定位が改善され、ボーカルの音像は小さくセンターに定位、ギターの音のエッジが立ってきた。バランス的には高域が強くなった。ボーカルはニュアンスが出て粒立ちが目立ってくる。「マイ・ファニー・バレンタイン」ではハイハットの音が鋭くなり、演奏全体に緊張感が出て来た。音の分離が良くなり、左右の音場も広がった。どちらの曲も低域は割とタイトである。

そこで、低音が出そうな10cmフルレンジのバックロードホーンHasehiroAudio『MM-151ST』を鳴らしてみた。このスピーカーとは相性がいいようで、「Auto Eq」OFFでもボーカルの音像定位がよく、みずみずしい音がする。「マイ・ファニー・バレンタイン」もクッキリとエッジが立った音で低域も伸びている。「Auto Eq」ONにすると、「明日への手紙」はボーカルの繊細な表現が再現され、清清しい感じが倍増。「マイ・ファニー・バレンタイン」は見通しのいい音になった。奥行き感があって、ドラムスの低域が伸びる。ピアノの輪郭がハッキリして鍵盤を叩く姿が目に浮かぶ。

専用アプリを『iPhone7 Plus』にインストールした。これがセットアップ画面。右にある「Auto Blend」を選択するとスピーカーの測定画面になる。

サブウーハーがない場合、スピーカーのすぐ近くとリスニングポイントの2個所で測定すると自動補正カーブが描かれる。紫がニアフィールド、赤がリスニングポイント、そして緑が補正後のカーブとなる。サブウーハー前提なのでグラフは20Hzからある。

測定後はセットアップ画面に戻って「Auto Eq」から音楽再生中にON/OFFを切り換えて音質の違いを確認できる。

同じスマホのマイクを使って、「Auto Eq」がOFF(白線)とON(赤線)を比較した。リスニングポイントからピンクノイズで測定。ほとんど差がないことが分かる。スピーカーは『Ishida model』を使用。

サブウーハーがある場合は、測定前にウーハーのサイズを指定する。

Advanceモードでは、サイズではなく再生周波数の指定ができる。

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