■ePlugは「進化する家電」
ePlugの使い方については、正直これ以外に書くことがない。
Wi-Fiの設定に気をつけてさえいれば、接続自体はあまりに簡単だからだ。ライターに優劣を言わせない製品、と表現すればいいか。
シンプルであるということは、手軽であるということである。そして手軽であるということは、スマートであるということだ。
アプリの月額使用料というものはなく、今後はAmazon Echo、Google Homeとの連携に対応する予定だという。ePlugは「進化する家電」でもあるのだ。
ただし、注意点がひとつ。ストーブ等の火がつく家電にはePlugを接続しないよう、プロジェクト実行者から注意喚起が出ている。
これに関しては人命にも関わることなので書かせていただくが、ePlugはあくまでも従来の家電にIoT機能を持たせる製品である。取り扱いに注意すべき暖房器具の消し忘れも楽々防止できる、というものではない。
製品の機能を過信しないよう、我々ユーザーも常に心がける必要がある。
取材・文/澤田真一