自分に合う味を把握したら、日常の食事でこの味を意識して摂るようにする。例えば、甘味が合う味だった場合、庄島さんがすすめるメニューは、グラタン、ドリア、だし巻き卵、あんパンといった食べ物や、コーラ、ココア、果実酒といった飲み物。仕事の都合などで、合う味の食事をうまく摂れない場合、自分に合う味の飲み物をマグボトルに入れ、こまめに飲めばよいという。
以上の説明は、「合う味ダイエット」のコアとなる部分をまとめただけだが、本格的にやってみたい方は、「合う味ダイエットNavi」サイトより講座に申し込むか、庄島さんの新刊書籍『あなたの味覚にピタッと 合う味ダイエット』(かんき出版)を読んでみよう。本書では、「合わない味だけど好物な食べ物はどう対処するか」、「合う味は変わってゆくか」などの素朴な疑問への回答や、「美人になれる食べ方」など知っトク情報が盛り込まれている。「いろいろなダイエット法を試したけど、思うような効果が得られなかった」方にこそ、おすすめできるメソッドだと思う。
庄島義博さん プロフィール
合う味ダイエットFSEMトレーナー、パーソナルトレーナー、HAS株式会社代表取締役、日本味感学協会(JMA)代表理事。体に関わるさまざまなバランス調整を得意とするボディチューニング(身体調整)のスペシャリストとして、ダイエットやボディメイクを指導するとともに、全国各地で後進育成スクール、技術提供セミナー、講演会、国内外で企業研修を行う。『あなたの味覚にピタッと合う味ダイエット』(かんき出版)は、初の著書。
文/鈴木拓也(フリーライター兼ボードゲーム制作者)