小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

管理栄養士に聞くかぜの予防におすすめの食材

2018.02.18

<風邪症状が出てきたときにおすすめの食材>

●鼻水・鼻づまり

体を温め発汗、殺菌作用のある食べ物を摂ろう。鼻水・鼻づまりは風邪の初期症状なので、早めに対策すれば風邪を撃退できる。

・体を温める「温かい汁物」
・発汗促進、殺菌作用のある「ネギ、生姜」など
・鼻腔の粘膜強化に「β-カロテンの多い人参などの緑黄色野菜」

●咳・喉の痛み

辛み、酸味、塩味、熱いものなどは、喉を刺激し。炎症を広げるため、咳の原因になりやすいので控えよう。

・ゼリーやプリンなど喉が通りやすいものを
・喉の粘膜強化に「β-カロテンの多い人参などの緑黄色野菜」

●下痢・吐き気

風邪を引くと胃腸が弱りやすくなる。味の濃いものや過度な油ものは避け、消化の良いものを中心に摂る。下痢気味の場合は水分と共にミネラルも失われる。

・ミネラル:野菜や海藻を柔らかく煮込んだ水分の多いスープ
・消化に良い水分の多いお粥

●発熱・寒気

発熱すると水分やエネルギーが多く消費される。食欲も無くなりやすいので、食べやすいものを食べる。

・水分やエネルギー補給にお粥や麺類を
・食欲がないときは、冷たい果物、ゼリーなどで栄養補給を

「風邪の症状が出ているときは、ウイルスと体が戦ってくれているときです。しっかり戦うための免疫システムのバックアップをするためには『食事・栄養』『保温』『安静』が鉄則です。食欲がなくても食べられるものや、食べやすいものをしっかり食べて充分エネルギーを確保することが大切です」(諏訪さん)

 ビジネスパーソンは、仕事の生産性を下げないためにも、風邪予防は必須。疲れがたまっているのを感じているときや、寝不足などが続いているときなどは、ぜひ自分自身で食生活をコントロールしたいもの。風邪を引いてしまっても、早期に回復できるよう、これらの食事を積極的に摂って対処したい。

諏訪淳子さん
諏訪淳子さん

一般社団法人健康栄養支援センター 代表理事、日本ビューティーヘルス協会 会長。美容食インストラクターR、栄養士、美容栄養学専門士、栄養コンサルタント社代表、関西コレクション エンターテイメント 美容栄養学講師、モデル・タレント・ミス大会フードトレーナー、美容食・ダイエットインストラクターなど多数の肩書きを持つ。行政・企業主催による食育イベントや講演会などに多数出演し、美容栄養学の講座や料理教室も多数開催している。

取材・文/石原亜香利

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年4月16日(火) 発売

DIME最新号は「名探偵コナン」特集!進化を続ける人気作品の魅力、制作の舞台裏まで徹底取材!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。