■Performance
スマホに専用アプリをインストールして、Bluetoothでペアリングすると次回からは自動同期する。『iPhone 7 Plus』を使ったが接続は非常に安定していた。トップ画面に今日の歩数と今週の歩数、体脂肪率と筋肉量率、アクテビティの記録が表示される。この画面から詳細表示に移動できる。睡眠の記録が寝ていた時間と心拍数のグラフだけとちょっと寂しい。深い眠りと浅い眠り、目が覚めた時間の棒グラフが欲しいところである。期待の体脂肪率だが、私の場合は体組成計の数値より、3%ぐらい高めの数値が表示された。さらにワークアウトによる変化なしの結果に終わった。どちらも電気抵抗で測定する方法なので誤差があり、注目するのは変化量でゴールの体脂肪率を設定する機能があるため、実用上は問題ないと思う。体重も手動で入力できるのだが、アカウント画面から入力する必要があり、少々面倒である。
これに対して心拍センサーによるゾーンの表示は、直感的にワークアウトの結果と経過が分かり、とても分かりやすい。普段やっている運動が本当に脂肪燃焼効果があるのかとか、頑張り過ぎなのか、もっとやった方がいいのかなどが分かるようになった。また運動中もワンタッチで心拍数をチェックできるため、自分のペースを把握できる。ランニング以外のワークアウトにも心拍トレーニングを積極的に取り入れていきたいと思った。いままでは努力の成果が消費カロリーでしか分からなかった筋トレやエアロビクスなどが、心拍ゾーンの記録で見える化されモチベーションもアップされるようになった。
トップ画面を下にスライドすると手動で『TOMTOM TOUCH』と同期がとれる。
アクティビティは自動記録、またはスポーツモードでの手動設定になるが運動の種類は選べない。
睡眠時間は自動的に記録される。測定結果はほぼ正確だった。上は心拍数のグラフ。
体脂肪率と筋肉量率はグラフで表示されるのだが、残念ながらほぼフラットだった。