■Introduction
私が最近、ハマっているのが心拍トレーニング。TomTom『TOMTOM TOUCH』はリストバンド型で心拍センサーを内蔵したフィットネストラッカーで、何と体脂肪率の測定機能を搭載している。一般的な心拍トレーニングでは運動中の心拍数を5つのゾーンに分けるて、安静時の心拍数から最大心拍数までを100%として、ゾーンによってどんな効果が得られるかを決めている。最大心拍数の測定は難しいので220マイナス年齢として設定されることが多い。『TOMTOM TOUCH』の場合、左側の日本語表記によってゾーン1から5が表示される。その隣のパーセンテージは一般的なゾーンの解釈を示している。
瞬発力向上=90〜100%(最大強度/ゾーン5)
筋力向上=最大HRの80〜90%(無酸素運動/ゾーン4)
持久力向上=最大HRの70〜80%(有酸素運動/ゾーン3)
脂肪燃焼=最大HRの60〜70%(脂肪燃焼/ゾーン2)
イージー=最大HRの30〜60%(ウォーミングアップ/ゾーン1)
ワークアウト終了後に本機の分析結果を見れば、どのゾーンで運動していたかが分かり、自分の狙っている効果が得られたかどうかが分かる。ゾーン1が長ければ運動強度が低すぎで、ゾーン5が長く続く場合は強度が高すぎるなど、自分がどのぐらい頑張っているかが、見える化できるのだ。
■Design
『TOMTOM TOUCH』には歩数、活動時間、燃焼カロリー、歩行距離、睡眠時間を記録するアクティビティ・トラッキング機能があり、データはスマホと専用Webサイトに記録される。また心拍センサーを内蔵して一定間隔で24時間の心拍数を記録する。スポーツモードにした場合は連続して心拍数を測定する。さらに本機の特徴である体組成分析で、ボタンにタッチするだけで体脂肪量と筋肉量の割合を測定できる。結果はスマホのアプリで確認できる。IPX7の日常生活防水で、水泳には非対応、また浴槽に漬けるなどの水没も厳禁である。タッチパネルを使っているため濡れると正しく作動しないことがあった。カラーはブラックのみでリストバンドにSサイズとLサイズがある。付属品は充電ケーブルとマニュアル。USB充電なので付属ケーブルを使わなくても充電可能だった。充電には本機をバンドから外す必要がある。バッテリーはスペックによると最大約5日間持つ。
時間表示はタテ位置で変更はできない。表示は明るく晴天の屋外でも視認できた。
スポーツモードを開始する場合は画面をスライドしてボタンにタッチする。
睡眠時間は自動記録で編集、修正はできない。アプリでは心拍数もグラフ表示される。