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利用者が急増中の「お受験コンサル」どんなサービス?

2018.04.09

■お受験コンサルでは何が得られるのか


参考:ウィンお受験コンサル 面談風景

では、実際、お受験コンサルではどのようなことが得られるのだろうか。「ウィンお受験コンサル」の事例をもとに探ってみよう。

「アナウンサー出身の講師が、発話、姿勢といった、第一印象を左右する項目を重点的に親子ともアドバイスするほか、お受験に関するあらゆる本音ベースの相談、例えば『塾には通っているが、自分のお受験プランニングに自信が持てない』といったご相談を中心に、セカンドオピニオンや定期検診の意味合いで活用されるご家庭も多いです」

また、お受験関係の催し物、説明会、夏期・秋期講習などの情報提供、スケジュール管理や、保護者でなくてもできる、願書購入・受け取りなどの代行サポートなども行っているそうだ。

実際、志望校に通う先輩ママの話を聞くことで、我が子の向き・不向きを判断して無事合格を手にした家庭や、遅いスタートではあったものの、効率よく志望校に必要な要素を身につけるべく、アナウンサー出身の講師が発話、姿勢を重点的に見ることで、どの学校も「ほしい」と思うほど第一印象がよくなり、短期決戦で志望校の合格を勝ち取った家庭もあったそうだ。

■お受験コンサルの必要性や今後の見通し


(画像はイメージ)

お受験コンサルに対して寄せられる相談内容からしても、どの家庭でも、お受験についての知識全般が不足していたり、情報収集の方法が分からなかったりするのが現実のようだ。

波多野さんの話では「お受験全体を100%とした場合、子どもの力をつける重要性は40%、残り60%は両親の情報収集や行動力といった努力にかかっている」という。子どもへのサポートだけでは不十分で、両親へのアドバイスやサポートも必要になるようだ。

また、塾とは違う視点での客観的なアドバイスや、説明会や塾の講習・模擬試験のリサーチ、スケジュール管理などの物理的サービスも、共働きで忙しい両親にとっては便利といえる。実際、子どもの力は塾で身につけさせ、親はお受験コンサルで、塾の枠に縛られない客観的で幅広い情報収集に励むというセカンドオピニオン的な役割として利用するパターンも多いようだ。

2020年の教育改革へ向けて、すでに変化への対応に迫られている。我が子の将来の道を決めるための指南を受けられる場として、今後、こうした相談場所が増えていくかもしれない。

取材協力


ウィンお受験コンサル 波多野 里奈さん
ウィンお受験コンサルは、小学校のお受験全体を100%とした場合、子どもの力をつける重要性は40%、残り60%は両親の情報収集や行動力といった努力にかかっていると強調。
http://win-ojyuken.com/

取材・文/石原亜香利

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