まずは、長野在住の母子+おてんば柴がチャレンジ。すぐそばにある白馬さのさかスキー場ではペットとスキーやスノーボードができるコースがあるけれど、ペットに引っ張られそうでいっしょに遊べないと判断。ジップラインドッグならスキーのスキルがなくてもペットといっしょに遊べると考え、来場したという。70代のお母さんは「山歩きをしているけれど、雪遊びは初めて。こんなに楽しいならもっと早くからやっていればよかった」と感激の様子。
元気なペットはソリよりも走るのが速い。2人参加なら、先にソリがスタートし、ソリのスピードが乗った頃に、後からペットが追いかけるようにすれば一緒に滑る時間が増える。手で漕げば、さらにスピードアップ!
パークはネットで囲んでいるので、リードを持って自由に走る犬ぞり遊びもできる。東京からやってきたカップルは、午前中にスノーシューを楽しんだ後、午後にジップラインドッグを体験。「ケージに入れて高速バスでやってきました。スキーもスノーボードもやったことがないけれど、雪遊びがしたくて。インターネットで、雪・犬・遊びで検索してここに決めました」。
スノーシューで雪山を駆け回ってからやってきたためか、後半は疲れた模様。テリアはソリに乗せていっしょに滑るのが楽しかったようで、その後はなかなか走らなくなっていた。
たまたま場内を取材をしていた鹿島槍スキー場公式カメラマン、山岸惇さんも、飼い主の許可を得て犬ぞり体験。「雪をいっぱい浴びながら疾走できました。ソリ遊びは楽しいし、カヤックドッグ(カヤックにペットを乗せて水上散歩を楽しむアクティビティ。春〜秋にあそんちゅスタイルアドベンチャーズが開催)と同じで、ペットとの一体感が生まれる遊びですね」(山岸さん)