■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
■約90mを全力疾走。雪好きペットも大満足
長野・白馬「鹿島槍スキー場」に日本初の「ジップラインドッグパーク」が誕生した。
ジップラインドッグとは、専用リードを全長約90mのジップラインにつなぎ、ペットが全力疾走。人はその脇でソリ遊びをするというもので、ペットも人も本気で雪遊びができるというスノーアクティビティーだ。
ジップラインドッグは、犬と一緒に遊ぶ専門のガイドサービス「あそんちゅスタイルアドベンチャーズ」の山口睦生さんが「こんな遊びがあったら楽しそう」と考案した雪遊び。犬立ち入り禁止のスキー場、遊びの施設が増えている中、鹿島槍スキー場の取締役、西沢勇人さんにジップラインドッグパークを提案。2018年1月20日よりスキー場クローズ日(3月末を予定)までの土日に開催することになった。
持ち物は首輪とペットのおやつ、トイレセットなどいつものお散歩に持っていくモノで十分だ。注意したいのは、ハーネスではなく、首輪を装着させておくこと。専用のリードを貸してくれるので、それをジップラインに取り付けるためだ。また、雪の上を走り回るので、防水性・保温性の高いウエアを着させておくほうがペットの体調を管理しやすい。
パークでは、ソリの操作の仕方説明があり、その後、ペットをジップラインにつないで自由に走らせる。これは、雪の上で走り回るのが好きなのかを確認するためだ。ペットは体重20kgまで利用できるので、大型犬も問題なく遊べる。この日は3歳のおてんば柴犬と、4歳の心優しい元気なテリアが遊びに来ていた。