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2018.02.19

賛成?反対?東京メトロ日比谷線で試験中の車内BGM

 先日、東京メトロから「新しい試みを始める」というプレスリリースが発表され、web上などで大きな話題を呼んでいる。

 その新しい試みとは東京メトロ日比谷線に投入されている新型車両13000系で運行される一部の列車において、より快適な車内空間を演出することを目的として車内放送スピーカーを使用してBGMを流す試行運転を行うというものだ。


日比谷線で活躍する13000系。車両前面中心に書かれている番号(この編成は13102)が奇数ならクラシック、偶数ならヒーリング音楽が流れている

 もともと13000系は車内放送をより聞きとりやすくするために高音質ステレオ放送システムを搭載しており、今回の試行はこの機能を活用して行われるものだ。ちなみに、BGM機能は通常運行時には使用されることはないものの、今回の試行のために装備したのではなく、元々イベント列車の運行時や車内点検時のスピーカー試験のために導入されており、13000系が報道陣に初披露された際もクラシック音楽の試験放送がされていた。

 通勤用列車における営業列車内でのBGMの放送は国内初の試みで、当面の間運行を予定しており、利用客からの意見や反応を見て今後のBGMの有用性を検討していくとのことだ。

 さて今回の試み、公共の乗り物である地下鉄にBGMが流されるということで大きな話題になった。「面白い」という反応もあれば「迷惑」という意見もあり、一部で議論が白熱。運行は1月29日からスタートしたが開始前から大注目され、利用者の反応を伺いたいとして始めた試行運転としては大きな効果が得られそうだ。


車内天井に設置されているスピーカー。通常の車内放送も聞き取りやすいクリアな音質が特徴

 筆者も乗ってみないことにはわからないということで、早速試乗してきた。北千住から乗車したので地上区間と地下区間でのBGMの聞こえ方などを確かめてみた。流れるBGMはその列車の編成ごとに異なっており、クラシック音楽の編成(「月の光」ベルガマスク組曲より/作曲 クロード・ドビュッシー、「ノクターン」第 2 番変ホ長調 作品 9-2/作曲 フレデリック・ショパン、「春の歌」作品 62-6/作曲 フェリックス・メンデルスゾーン)と、ヒーリング音楽の編成があり、(「朝空を開いて」、「そよぐ緑」、「陽を浴びて」/全て作曲 Mitsuhiro)試乗日はヒーリング音楽が流れる編成が試行列車に充当されていた。実際に乗ってみるとすぐに音楽が流れているのに気づくが、思ったより音量はでかくない。BGMということでスーパーは飲食店などで流されているような存在感を思い描いていたが、そこまで主張するようなものではなかった。また、地上走行時には比較的聞こえていたBGMも南千住から地下区間に入ると、地上区間に比べ走行時の騒音が大きくなることから意識的に聞こうとしないと明確に聞こえないシーンも多かった。一方で高音質を売りにしているだけあって、BGMも車掌さんの案内放送も音質はかなり高い。

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