個人的に気に入ったポイントが、42Cという太めのサイズのタイヤ。クッション性も高く乗り心地が抜群。さらに砂利道でも走行が可能なトレッドパターンなので、走る道を選ばない。
フロントはシングルで、リアは9速ギアを搭載。日本の規格によって、速度が24km/h以上になった際にはアシストパワーがカットされるが、平地走行の際にはすぐに24km/hに到達。その際にはギアチェンジしながら走るが、アシストなしでもスーッと進んでいく。さすがトレックが作ったスポーツバイクという感じ。走る楽しさが表現されている。
ヨーロッパではe-bikeの市場がかなり拡大していて、て、自転車販売金額全体の10%近くがe-Bikeとなっているという。トレックにも多くのラインナップがあり、ロードやマウンテンバイク、シティライドに適した「コミューター」とさまざま。
トレックが日本市場に初めて投入したこの『VERVE+』はすでに「予想を上回る人気で、試乗車が整備される前から予約注文が殺到している」のだとか。ようやく日本でもe-bikeで楽しむ土壌ができ始めた、といった感じではあるが、その新しい潮流を体験したい方、全国の一部トレックバイク販売店で試乗ができるので、この機会にe-bike体験、してみては?
『トレック VERVE+』
車体価格:21万3000円
サイズ:16.5、18.5、21
フレーム:アルファゴールドアルミ
問い合わせ先/トレックジャパン https://www.trekbikes.com/jp
取材/今雄飛
ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務をサポートするかたわら、自転車、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン(IRONMAN台湾完走)。