ヤマハはプロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、ポータブルPAシステム「STAGEPAS(ステージパス)シリーズ」の2モデル『STAGEPAS 400BT』『STAGEPAS 600BT』を2月から発売を開始する。『STAGEPAS 400BT』は200W+200Wの計400W、『STAGEPAS 600BT』は340W+340Wの計680Wの大出力を誇る。価格はいずれもオープン価格。
STAGEPAS 400BT
「STAGEPASシリーズ」は、「いつでも、どこでも、ステージに」 というコンセプトで企画・開発された、オールインワンタイプのPAシステムだ。「STAGEPAS」の名称には、PA(Public Address:拡声装置)System(システム)の意味に加え、ライブステージで出演者や主催者に渡されるステージパス(STAGE PASS)の意味も込められている。
2005年3月に「STAGEPAS 300」を発売して以来、同社によれば、運びやすいコンパクトなパッケージでありながら、本格的なミキサー、アンプ、スピーカーがセットになった利便性と性能が受け入れられ、シリーズ累計で40万台以上を販売しているという。
STAGEPAS 600BT
『STAGEPAS 400BT』『STAGEPAS 600BT』は、着脱式のパワードミキサーと2本のスピーカー、スピーカーケーブルのセットから成るポータブルなオールインワンシステムで、このシステムだけで音声の拡声・再生を必要とするさまざまなシーンに対応することができる。片側のスピーカーにはミキサー、もう一方のスピーカーにはスピーカーケーブルやマイク、小物などをそれぞれコンパクトにまとめて収納することができ、持ち運びも簡単。また、細部にわたり設置性を向上する設計を施しており、セットアップも簡単に行なえる。
また、新たにBluetooth接続に対応することで、スマートフォンやタブレット、PC内の音楽をワイヤレスで手軽に再生することが可能となった。演奏中の伴奏やイベントのBGMをミキサーから離れた場所でも操作できるなど、パフォーマンスの自由度が飛躍的に向上するはずだ。