■安定感抜群。カーブでも装着していることを感じさせない自然な走行感が気持ちいい!
“Burley トラボーイ” を展開したときの幅は 51cm。トレーラーの左右に付く車輪は32cm(12.5インチ)あり、ロードバイクに装着してみると自転車+トレーラーで全長が1.5倍程度長くなる。実際に乗る前は「カーブで曲がれるのか?」と不安に…。
今回、筆者は2泊3日の出張に自転車(現地移動用として)とこのトレーラーを使うことを計画。スーツなどの着替えや革靴、パソコンなどをバッグに入れてトレーラーにくくりつけて使用することにした。
まずは新幹線の駅までロードバイクの後ろに装着して走行。平坦な直線を走っているときの安定感は高く、後ろの荷物の重さをほとんど感じないほど。上りに入るとトレーラーの存在を感じるが、トレーラーと自転車をつなぐ部分がフレキシブルに動くので、自転車から立ち上がって左右に車体を振りながら走ることもでき、走行の邪魔にはならない。
左右の車輪も含めたトレーラーの幅は39.4cmで、ハンドル幅(ロードバイクで40cm程度、クロスバイクやMTBで70cm程度)より狭いため、ひっきりなしにクルマが抜いていく交通量の多い道路でない限り車道の左側を走行することができる。しかし、通常よりは細かな動きは遅くなるので、都市部を走る場合、事前に車道を走れるルートを下調べしておくことがおすすめだ。
乗り出す前に心配だったカーブでの走行は、想像以上にスムーズ。自転車+トレーラーで全長が長くなっているので、少し大回りで曲がることに注意すれば問題ない。試しに同じ場所で旋回してみても、トレーラー非装着状態で回るのと変わらないほど小回りが効く。
“Burley トラボーイ”の荷室サイズは80×20.3cm。27kgまでの荷物を積むことができる
トレーラーを装着した状態でもスムーズに車体を倒すことができるので、無理なくカーブを曲がれる