買いたいSIMフリースマホが決まったら、次は端末の購入と回線の契約だ。大手キャリアのスマホは端末購入と回線契約が基本的にセットになっているが、SIMフリースマホの場合は端末だけ買うこともできる。購入方法は下で紹介するようにいくつかあるので、それぞれのメリットとデメリットを把握して購入してみよう。
◎Webで比較・検討して実機を店舗で確認
SIMフリースマホを購入する場合、大きく分けてWebで買うか実店舗で買うか2つの選択肢がある。Webで買う場合は基本的にクレジットカード払いとなり、ECサイトの多くは一括払いだ。MVNOのサイトでは分割払いに対応しているところもあるが手数料がかかるため一括払いより高くつく。ただしWebの場合は、最安値を調べたり、他メーカーの機種と比較検討するのが簡単。一方、家電量販店やMVNOの実店舗では実機に触れて、使い勝手や感触を確かめながら購入できる。支払い方法も現金からクレジットカード、電子マネーまで様々な方法に対応している。Web上の写真とスペックデータだけで判断するのは難しいので、Webでだいたいの目星をつけ、実機で確認して購入するのがオススメだ。
新品を安く購入したいなら、MVNOの回線契約とセットで購入することを検討してみよう。MVNOは回線契約を条件に端末の割引をしており、端末メーカーが提示している価格よりも1万円〜2万円安くなることがある。回線と端末の組み合わせ、SIMのサイズも間違えないので安心だ。
新品や最新モデルにこだわらない人は中古ショップものぞいてみよう。最近は保証サービスを提供するショップも多く、故障時の修理代補助や、ネットワーク利用制限がかかって使えなくなった端末の交換にも対応してくれる。それぞれの購入方法のメリットとデメリットを把握して、後悔しない買い物をしよう。
《SIMフリースマホを買う前にチェックすべきポイント》
■SIMカードのサイズ
現在SIMカードは3種類ある。最近主に使われているのはnano SIM。有料になるが、サイズを変更してもらうことも可能。
〈わからなかったら…〉この2〜3年に発売されたスマホの多くは「nano SIM」を採用。上の写真が実物大になっているので取り出してチェックしてみよう。
■対応回線
キャリアによって使っている周波数が異なるので、SIMフリースマホを選ぶ際は、どこの回線に対応しているか確認を!
〈わからなかったら…〉MVNOは自社のウェブサイトで動作確認済み端末を公表している。そこに自分の使う端末が含まれているかを確認しよう。