人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.01.24

九州新幹線に乗るなら800系が「いいね!」のワケ

 日本の新幹線電車で、唯一本州を走らない車両がある。それはJR九州が保有する800系。現役のフル規格車両(〈つばさ〉〈こまち〉用車両を除く)では、もっとも短い6両編成ながら、エクステリア、インテリアとも、ボリューム感がある。

■“笑顔”が素敵な新幹線電車


800系は乗務員室の背後を機器室にしたため、乗降用ドアがない。

 800系はJR九州初の新幹線電車として、2003年6月に登場。当時、東海道・山陽新幹線の主力車両に成長していた700系をベースに、JR九州ならではの“味つけ”で、個性的な車両に仕上がった。デザインはおなじみの水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)。

 エクステリアは純白をベースに、赤と金の帯を巻く。先頭車はツバメが飛翔するイラストが描かれ、スピード感を強調。前面デザインは優しい顔立ちが特長で、白のヘッドライトが点灯すると、柔和な表情がより強調されるように映る。スタジオジブリの作品に登場しても、違和感がないだろう。また、全車にセミアクティブサスペンションを搭載し、乗り心地の向上を図った。

 800系は、九州新幹線新八代―鹿児島中央間が開業した2004年3月13日にデビュー。〈つばめ〉として、九州南部を縦断した。

■職人気質

 800系にグリーン車は連結されていないが、グリーン車と勘違いしてもおかしくないほど、「和」と「豪華さ」を強調。1度乗ったら、また乗りたくなる。


リクライニングシートは背もたれが高く、プライバシーの確保に努めている。

 リクライニングシートは車椅子対応席(1人掛け)を除き、すべて2人掛け。着座幅は460ミリ、シートピッチは1040ミリ。張り地は西陣織、背もたれ、ひじかけなどはプライドウッドをそれぞれ使用。テーブルは中央のひじかけに収納されており、相席でも快適にくつろげる。


パソコン用コンセントを設置しているが、備えつけテーブルの使い勝手がイマイチ。

 客室の最前列と最後列に、パソコン用コンセントを設置。ただし、背面に大型のテーブルを設けていない。パソコンを使用する際は、ひじかけ収納式のテーブルを使う。

 
洗面所(左側)と電話室(右側)ののれん。

 客室内の妻壁(客室とデッキ、もしくは乗務員室の仕切り)はクスノキ、カーテン(ブラインド)は桜材、デッキ内の洗面所はイグサの縄のれん、電話室にものれんが下がり、“九州の素材”をふんだんに使った。「職人気質な新幹線電車は、800系だけ」と断言しよう。

 このほか、新幹線電車では初めて全車禁煙にしたのも特長で、喫煙ルームもない。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年8月16日(木) 発売

DIME最新号の特集は「ミニマルギア100」「男のメルカリ活用術」! 特別付録は「シンカリオン 500 TYPE EVA」の激レアクリアファイル

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ