
普段、カレーライスを週1~2くらいで食べているという人は多いのではないだろうか。自宅ではもちろん、外食ランチやコンビニ弁当、レトルトカレーなど、カレーはより手軽に食べられるようになっている。しかし一方で、カレーライスを食べると胃もたれを起こしやすいのも事実である。そこで、管理栄養士に、胃もたれしないカレーライスの食べ方を教えてもらった。
■カレーライスが胃にもたれるのはなぜ?
そもそも、なぜカレーライスを食べると胃もたれしやすいのか。管理栄養士の魚住理恵さんによれば、次のような原因があるという。
「胃もたれの原因は、カレーに含まれる油脂の多さにあります。油脂は消化するのに時間がかかるのです。カレーのルウは油と粉を使ってとろみをつけられている場合が多く、市販のルウにも多くの油脂が含まれています。
また、カレーを食べるときに早食いになり、噛む回数が少なくなると、胃での消化に負担がかかります。これも胃がもたれる原因となります」
確かにカレーライスはスプーンを使い、手軽に食べやすいので、早食い、食べ過ぎになってしまいがちなメニューだ。油の多さと共に、カレーライスの食べやすさという特徴が、胃もたれを起こさせる原因だったようだ。