■IT教育はいつから開始?「ネット・IT機器の使い方について子どもと話す」小学校4~6年生時点で5人に1人
また、全回答者(2000名)に、最近は行っていないけれど、今後は行いたい子どもとの交流内容について聞いたところ、「一緒に旅行に行く」が19.9%で最も多く、次いで、「子どもの勉強をみる・教える」が13.3%、「家事のお手伝いをしてもらう(掃除や料理など)」が12.0%、「一緒に写真やアルバムを見る」が11.0%、「季節のイベントを一緒に楽しむ(クリスマスなど)」が10.7%で続いた。最近できていないけれど、たまには子どもを連れて旅行に行きたいと考えている人が5人に1人の割合となった。
さらに、子どもとの会話でよく話題になることは何か聞いたところ、「趣味や遊びについて」が43.3%で最も多く、「最近の出来事(ニュースや流行り)について」が33.6%、「子どもの勉強や学習について」が30.7%、「旅行やお出かけについて」が28.8%、「普段の食事や料理について」が27.2%で続いた。子どものとの会話では、遊びの内容や趣味のこと、最近のニュース、勉強のことなどがよく話題になるようだ。子どもの成長段階別みると、「インターネットやパソコン・スマートフォンの使い方について」は小学校高学年から話題になることが多いようで、小学校1~3年生では8.6%、小学校4~6年生では21.3%、中学生では31.8%となった。小学生のうちから、インターネットやIT機器の使い方について、その危険性なども含めてしっかりと教えておこうと考えている人が多いのではないだろうか。
【調査概要】
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする子どもがいる30歳~49歳の既婚男女
調査期間:2016年9月23日~9月26日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:2000件(有効回答から、男女・年代(10歳区切り)が均等になるように抽出)
(内訳)30代男性、40代男性、30代女性、40代女性 各500名
調査協力会社:ネットエイジア
文/編集部