
■連載/メンズビューティー通信
老化防止から夏バテ対策までいける!注目のスーパーフード「ゴジベリー」とは?
杏仁豆腐の上に、おまけのように乗っている赤いクコの実。これが、「ゴジベリー」と英名で呼ばれるスーパーフードとして、注目され始めている。
もともとゴジベリーは、中国では古代から薬食両用の食材として重宝され、かの楊貴妃も日常的に食べていたという。日本では、長らく中華食材の脇役的存在に甘んじていたが、ハリウッドセレブがスーパーフードとして注目しブレークしたのを受け、日本スーパーフード協会が2017年トレンドランキングで1位に推すまでになった。
漢方・薬膳アドバイザーで、『ゴジベリーで老けない体をつくる!』(エイ出版社)の監修を務めた杏仁美友氏によれば、ゴジベリーの三大効用は、「老化防止」、「眼の健康改善」、「更年期のほてり改善」だという。これ以外にも、便秘、腰やひざの衰え、だるさ、貧血、めまいなどいろいろな効用があるとしている。
ゴジベリーは、ドライフルーツ感覚でそのまま食べてもよいし、300~500mlの水に大さじ1を入れて、弱火で20分沸騰させて煎じる飲み方をしてもよい(大さじ1を超えて食べると、おなかがゆるくなることがあるので注意)。
さらに、杏仁氏は、和洋中のさまざまな料理に合うので、料理に取り入れて積極的に摂るのこともすすめており、本書では多くのレシピを紹介している。
今回は、本書に収録されているゴジベリーを使ったレシピの中から、『Men’s Beauty』読者の少なからずが気にしている白髪と夏バテに効くレシピを紹介したい。
白髪対策=黒ごまとゴジベリーの炊き込みご飯
材料:米 2合、ゴジベリー 大さじ1(7g)、酒 大さじ1、塩 小さじ1/2、黒ごま 大さじ1
1.米を洗う
米は、2~3回水を代えながら洗う
2.浸水させる
2合分の水(分量外)を加えて、30分~1時間置く。浸水時間をつくることで、ふっくら炊き上がる。
3.材料を入れる
他の材料をすべて入れる。
4.混ぜて炊く
全体がなじむよう、しゃもじなどで軽くひと混ぜし、炊飯モードで炊飯する。
5.全体を混ぜる
炊き上がったら、しゃもじで内釜の底から返すようにして全体を混ぜれば完成。