■SNSに自撮りを投稿する心理傾向
自撮り写真投稿に夢中になり、SNS依存にまで陥る人には、どのような心理傾向があるのだろうか。CoCoRo先生はこう分析する。
●承認欲求が強い
「SNSに自撮り写真を投稿するのにはまってしまうのは、『誰かに認めてもらいたい』という承認欲求の表れと考えられます。人よりも承認欲求が強く、誰かに“いいね!”をしてもらえることで、満足感を得ているのかもしれません。自己満足ともとらえられます。
誰でも、自分が投稿した自撮り写真を褒めて欲しいという感情はありますが、それが強いのでしょう。人から認められ、賛美され、セレブなイメージを持たれることによって、自分の価値を高め自尊心を満たすことが無意識のうちに目的になっているのではないかと思います」
●容姿に自信がない
「自分の体や顔に強いコンプレックスを感じているので、自信がなく自分が周りからどのように見られているのかが気になるといったことが背景にある場合もあります。
自分の容姿に自信がないので、何度も自撮りして投稿し、誰かに“いいね!”と言ってもらいたいという欲求があるのです」
●格付けをしたい
「容姿に自信がある場合、中には非常にプライドが高く、男性から“いいね!”されたり、友達申請やフォロー、お気に入り登録などを多くされたりすることで、自分以外の一般的な女性たちと比べて、『自分のほうがレベルが高いんだ!』『他の人とは違うんだ!』と自分で自分をランク付け、格付けしたいと思っている傾向にある人もいます。
そういう方は、自分よりも綺麗な人、美しい人に対しての嫉妬や妬みが強く、対抗するかのように、攻撃的にSNSにはまってしまうという悪循環に陥ります」