では、実際に使ってみよう。千代田区のオフィス街でテストしてみた。
まずは、TrackR bravoを地面に置いて、iPhone 7を手に持ち徐々に歩いて遠ざかってみる。
ペアリングした時にチェックしたら、有効範囲が約25メートルと表示されていたのだが、ほぼそのくらいの距離で警告音がiPhone 7から響いた。Bluetoothの接続が切れてから、5秒くらい経つとなり始めるような感じだろうか。立ち止まらずにスタスタ歩き続けた場合は30mちょっと離れた所で鳴るようだ。
逆にiPhone 7を置いて、TrackR bravoを手に離れていった場合もほぼ同じ地点でTrackR bravoが鳴り始めた。筆者の場合、カギを忘れることよりiPhone 7を忘れることが多いので、実際はこのパターンが有効だと思う。
建物内で使ってみたところ、2フロアくらい離れると確実に鳴ったが、1フロアだけの場合はBluetoothがまだ接続していることがあった。また、一軒家で試した所、庭の駐車場に停めてあるクルマに乗ってもBluetoothが接続されていることもあった。意外とBluetoothの電波が届くので、逆にご注意願いたい。
また、自宅や勤務先などでスマホを毎回外に持ち歩かない、そんなことがあるかもしれない。もしくは、カギや財布をロッカーにしまい、社内ではスマホしか持ち歩かないようなこともあるだろう。そんな場合はWi-Fiを利用すると便利だ。
iPhone 7に接続されているWi-FiをTrackR bravoのアプリと連携するため、「Wi-Fi セーフゾン」を有効にすると、Wi-Fi接続中はiPhone 7とTrackR bravoが離れても音が鳴らないようになる。