昨日1月8日は「成人の日」だったが、彼らが生まれた20年前の1997年は消費税が3%から5%に上がった年。そして来年2019年には消費税が当時の2倍となる10%へ増税されることが予定されている。このように20年で社会が大きく変化を遂げる中、これからの時代を担っていく若者がどのようなライフスタイル、意識を持っているのかを測るため、カルチュア・コンビニエンス・クラブでは、18~20歳の男女を対象に『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』を実施。その回答を集計して発表した。
まず、友だちとのコミュニケーションツールが何であるかを複数選択で聞いたところ、1位は「LINE」(86.2%) が選ばれ、「LINE」が若者から圧倒的な支持を得ていることがわかった。2位は「電話」(43.0%)、3位は「Twitter(ダイレクトメッセージ)」(30.2%)、4位は「SMS」、5位は「Eメール」となり、ネットやスマホの普及により、友だちとコミュニケーションをとる手段が多様化していることが判明。
続いて、よく使うアプリが何であるかを自由回答で聞いたところ、1位はコミュニケーションツールと同じく「LINE」(77.9%)、2位は「Twitter」(50.6%)、3位は「Instagram」(30.5%)、4位は「ゲーム」(20.7%)、5位は「YouTube」(9.6%)となった。3位の「Instagram」は男性よりも女性の利用率が高く、男性は15.2%の利用に対し、女性は46.0%だった。
続いて、いま悩んでいることが何であるのを複数選択で聞いたところ、18~20歳の全体では1位が「お金」(50.2%)、2位が「今後の未来」(44.9%)、3位が「仕事・就職」(41.0%)という結果が出た。20歳のみで見た場合では、1位は「今後の未来」(52.2%)、2位は同率で「仕事・就職」「お金」(51.2%)となり、社会に出る年齢に近づくにつれ、将来への不安が強くなってきているようだ。