■ラズパイを高級オーディオ機器に変身させるケースN2 Factory『NM-RP3』
さて、ラズパイ3をデスクトップオーディオシステムに組み込むのにあたって問題が1つある。基板が剥き出しなのだ。見た目もさることながら、外来ノイズに弱い、自らも不要輻射を出しているので、ノイズ源にもなる。これはケースに収めたい。透明樹脂製のケースが多いが、アルミ製の方がカッコイイしオーディオっぽい。その決定版がN2 Factory『NM-RP3』である。先日のイベント取材で展示されていたもので、DigiFiの付録用ではなく、純粋にRaspberry Pi 3用のアルミ削り出しケースなのだ。しかもインターフェイスが多いので2面ではなく3面を仕上げたところコスト的にも厳しい製品になったという。つまり買う方からすればハイコスパなケースなのだ。背面のパネルが外せるので拡張性も保たれている。さらに重さが260gもあるため、樹脂製のケースのように接続したケーブルの重さで、本体が不安定になる心配もない。
N2 Factory『NM-RP3』はサンドブラスト仕上げのブラックで正面にはラズパイのロゴマークに端子の説明などが印刷されている。
サイドのイーサネットとUSB端子も印刷表示がある。接続面は削り込まれ薄くなっており、周囲は面取りされている。
microSDスロットの切り欠き、電源のLEDも控え目に点灯を確認できる。
背面パネルはネジによる着脱式を採用。40ピン端子を活用できる。