■I2S接続の音は鮮明で透明感があった
Volumio2はI2S出力対応である。設定メニューのプライバックオプションからI2S DACをOnにすると下にDAC Modelの候補が表示される。ここからHifiberry DAC Plusを選択して、再起動をかければ準備完了。あっけないほどカンタンである。その音は今まで再生していたUSB/DACよりも明らかに鮮明で見晴らしのいいものだ。小型ブックシェルフスピーカーではもったいないのでパッシブアッテネータ経由でリファレンスシステムを鳴らしている。外付けDACの方が音がいいだろうという予想を裏切って、ラズパイ3から電源供給されている裸のDACボードのライン出力の方が音が鮮明で情報量も多くなった。これは予想外の結果だ。やはりDACは近距離でI2S接続がいいのだろうか。これはもっと高音質なDACボードを手に入れて、その音を聴いてみたいものだ。次回は外付けのDACとアンプを加えてデスクトップシステムの構築を試みる。
プレイバックオプションのオーディオ出力のI2S DACをOnにするとDAC Modelの選択画面が現れるのでHifiberry DAC Plusを選択する。
保存を押すとシステムの再起動をうながされるので、迷わず再起動する。
再起動後の画面では、出力デバイスもHifiberry DAC Plusになっている。これで再生可能だ。