■片手であけられる簡単ロールトップが見事
touringシリーズの容量は40、25、19、5。“大は小を兼ねる”ではないが、キャンプ道具を積むならゆとりがあったほうが安心だ。そこで今回使用したのはtouring40(1万1990円+税)。容量は40Lで、バックパックでいえば1泊の山行が可能な容量といえる。
収納した道具たち。焚き火台、タープとメッシュテント、メッシュテントのポール代わりにもするトレッキングポール、ロープ、寝袋、マット、ヘッドランプ、クッカーセット、ポイズンリムーバー、シェラカップ、ミニテーブル、カトラリー、バーナー、ライターやナイフなどの小物と防水シート
食品、カメラ、レインウエア、着替えはデイパックに背負うこととしたが、隙間をきっちり詰めればウエア類だってtouring40に入りそう
touring40のサイズは50×47×32cm。手持ちの焚き火台は脚が57cmで長すぎたので、カットして現地でねじ込めるように加工した
くるくると3回巻いてベルクロでとめるロールトップ。ひざで空気を押し出しながら閉めると驚くほどコンパクトになる。ベルクロでとめた後、サイドのバックルでも開かないようにするので2重の安心感がある。ちょっと心許ないが、ロールトップは2回転でもなんとか雨は防げそうだ。秀逸なのはベルクロ部分から飛び出している赤いベルト。長いベルクロは抵抗感があって開きにくいのだが、赤いベルトを引っ張るだけで簡単に大きく開くことができるのだ