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次世代DACを搭載したOPPO『Sonica DAC』が奏でる100万円の音やいかに?

2018.01.07

■卓越した解像度でハイレゾの魅力を満喫できる

いつも聴いているYuji Ohno & Lupintic Five with Friends「BUONO!! BUONO!!/THEME FROM LUPIN III 2015〜ITALIAN BLUE ver」(48kHz/24bit)を『Sonica DAC』とパワーアンプを接続してリファレンススピーカーApogee『Duetta Signature』で聴いた。一聴して分かるのは解像度の高さである。音の粒立ちを強調し過ぎないように分離のいい音を再生している。特に中低域の解像度が高く、しかも量感というか厚みがある。低価格のDACでは低域は出ないか、量感がある場合は解像度が低く音がダンゴになる場合が多いが、本機の場合はそうならずハイエンド的な表現ができる。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒 オリジナル・サウンドトラック/The Ways of the Force」(192kHz/24bit)を聴くと音数が多く、左右の広がり感も出る。これこそ最新DACと多くの人を納得させる音だ。

それではResonessence Labs『INVICTA MIRUS』と比較してみよう。こちらはパッシブボリューム経由でパワーアンプに接続している。シンプルな構成の手嶌葵「I Love Cinemas -Premium Edition-/Calling You」(96kHz/24bit)を聴くと、『Sonica DAC』は音がやや硬質であることが分かる。解像感を高めるために音の輪郭を立てているため、曲によっては女性ボーカルがなめらかではなくドライに聞こえるのだ。音場感に関しては奥行き方向の空間感、見晴らしの良さなどは『INVICTA MIRUS』に一日の長があると感じた。このモデルは100万円もしないので、拙宅の試聴結果では『Sonica DAC』を100万円クラスの音とは認定できないが、2017年の超オススメDACプリ&ネットワークプレーヤーであることは間違いない。iPhoneの音源も再生できるし、NASにも対応、プリアンプとしても使えるのは非常に便利。これ1台をあなたのシステムに加えると、最新ハイレゾ生活を満喫できるのだ!


奥行きはあるがデスクトップにも置けるサイズで、この多機能を詰め込んだのは凄い。

写真・文/ゴン川野

オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!

■連載/ゴン川野のPC Audio Lab

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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