自動ドアをくぐると、そこはフロントとショップが対面するエクスクルーシブな雰囲気ただよう静謐(せいひつ)なロビーフロア。同時に2組がチェックインできる軽井沢の木々を生かしたカウンターでウエルカムドリンクをいただきながら優雅にチェックイン。
レジーナリゾートでは立ったままのチェックインなどありえない。高級旅館タイプの箱根強羅のレジーナリゾート箱根雲外荘、伊豆高原のレジーナリゾート伊豆無鄰では、ゲストを待たせることなく、ハワイのハレクラニのように、最上級の客室でのコンフォータブルなチェックイン方式である。
この日のウエルカムドリンクは小布施のももジュースのソーダ割り
まず足を踏み入れたのは、リゾート感、高級感溢(あふ)れる暖炉のあるカフェ&バー。いすはすべて1脚20万円はするイタリアのカッシーナ製チェア。何十脚もあるからいった総額いくら?・・・などという話しはさておき、一面ガラス張りの明るいカフェ&バーの外にある、ガラスの飛び出し防止扉が備わり、これまたなんとも太っ腹の真っ白なソファが置かれたデッキがある、約150m2(ウッドデッキ60m2、ドッグラン90m2、フェンス高約120cm)のウッドチップドッグランでララといっしょに軽井沢の晩秋のひんやりさわやかな風を感じながらのびのびとひと遊び。超エクスクルーシブな初冬の軽井沢リゾートライフ、レジーナリゾートのフラッグシップホテルとなるレジーナリゾート旧軽井沢の滞在が始まった。
ところで、梓設計によるディティールへのこだわりは、犬種をモチーフにしたリードフックだけではない。ラウンジからのウッドチップドッグランへの案内、2階のレストランフロアに続く、夜の照明の美しさも際立つ階段の下にある、遊び心満点の飼い主用(上部)と犬用(下部)のオシャレなサインなど、徹底的にこだわり抜いている。