新型N-BOXはノンターボの標準車でさえ、高速走行、登坂路をスイスイと上質、快適にこなす、それこそ下手なコンパクトカーを上回る下克上的動質性能の持ち主。
では、先進安全運転支援機能のホンダセンシング標準装備で189.54万円~という、フィット15XLホンダセンシングの185.328万円よりお高くなる、エアログレードのカスタムターボの走りはどんなレベルにあるのだろうか?
N-BOXカスタムは内外装からして軽自動車の域を超えた高級感が漂う。なにしろ夜に際立つ、前後LEDランプの光の演出を際立たせたデザインであり、さらにアウディなどが採用している光が流れるように点滅するフロントシーケンシャルターンシグナルランプまで採用。これは軽自動車初の快挙!?である。
インテリアはインパネから刷新。メーターをステアリングの上に見るアウトホイールメーター(カスタム専用アルミ風リング付き!)を新採用。世界初のアレルゲン不活性化&抗ウイルス加工を施したシート地は、アイドリングストップ中も一定時間冷風が届く蓄冷式エアコンのPM2.5対応集塵フィルターと並ぶ上級装備である。さらにカスタムターボ専用のレザー調コンビシートは、センター部に革を編み込んだようなモチーフが施され、上級感、上質感がことさら強調されている。