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心療内科での悩み相談はNG?ストレス社会だからこそ知りたいカウンセリングのあれこれ

2018.01.05

■カウンセリングを受けて悪化する!?

 心理カウンセラーとは一体どんな仕事なのか。畦倉美佳さんに説明してもらった。

「心理カウンセラーとは、本人がその問題を解決できるように一緒に寄り添ってあげる人のことを指します。その方法として『セッション』と呼ばれる心理面談を1時間ほど行い、心理的アプローチで解決を図ります」。

 ということは、症状として現れないほどではあるが、ストレスがたまって苦しいときは精神科医ではなく心理カウンセラーを頼ればいいということか。筆者が合点いっていると、畦倉両氏が暗い顔を見合わせた。美佳さんが続ける。

「ですが、下手な心理カウンセラーにかかってしまうと、かえって心の苦しみが悪化したり、専門の医療機関に頼らなければならないほどの心の問題症状が出てしまったりすることがあります」。

 心の悩みを扱う専門家が心の問題をこじらせてしまうとはどういうことか。その理由として挙げられるのが「パーソナリティ障害」だ。

「パーソナリティ障害を簡単に言うと、大人になりきれなかった『未熟な子どものこころ』を抱えている状態です。今の日本では、パーソナリティ障害やその予備軍が増加傾向にあり、誰かしら心に問題を抱えてながら毎日を送っている状況です。だからこそ心理カウンセラーがそばに寄り添い、心の問題を解決し、より良い人生を送る人々を増やしていければいいのですが、日本の心理カウンセラーの多くはパーソナリティ障害の正しい知識を持っていないのです」。

 パーソナリティ障害とは、社会で適応するだけの自我を確立していない人のことでもある。このような人々は親身に相談に乗ってあげると、今まで辛うじて保っていた自我が崩れてしまって、余計に幼児退行が進み、結果的に悪化させてしまう。読者の中には、せっかく相談に乗ってあげていた人となぜか関係をこじらせ、結果的に不仲になってしまったケースに遭った人もいるだろう。それはまさにパーソナリティ障害だ。

 パーソナリティ障害の知識を持っていない心理カウンセラーが親身になってセッションを行うと、パーソナリティ障害が改善されないのはもちろん、今までなんとか症状を出さずに社会生活を送ってきた予備軍の人々を「本物」にさせてしまう可能性さえあるらしい。

「パーソナリティ障害を救えるのは専門の知識を持っている人だけです。どの心理カウンセラーからセッションを受けるべきか、きちんと見極めないと心の健康を余計に失いかねません」。

■良い心理カウンセラーと悪い心理カウンセラーの違い

 それでは心理カウンセラーの良い悪いはどのようにして見分ければいいのだろうか。

「心理カウンセラーの仕事はあくまで『助け』です。クライアントの横につき、自分の問題を自分であつかえるようになるまで育つのを見ていく人です。そのためにクライアントの話や考え方をすべて受け入れる、無批判かつノンジャッジの姿勢で向き合います。しかしたまに、セッション中に説教をしたり自分の意見を相手に押しつけたりするカウンセラーがいます。これはセッションの基本ができていないと言わざるを得ません」。

 また、心理カウンセラーはブログを立ち上げていることが多く、そこに書かれている内容を確認してみるといいそうだ。「自分は正しい」「自分のセッションこそ受けるべき」という書き方をしている人は避けるべきだそう。

「何にでも言えますが、ずっと勉強や努力を続けている人が一番信頼できます。そういった人はパーソナリティ障害に関する知識も持っているはずです。クライアントと真摯に向き合うため、どのような活動を続けているか聞いてみるといいでしょう」。

 畦倉両氏によると、どんなに不勉強なカウンセラーのセッションを受けたとしても、たった1回で悪化することはないそうだ。まずは1回セッションを受けて判断するのもいいかもしれない。

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