『神宮館高島暦』には、9つの星による占いのほかにも、家相、干支の運勢も明記してある。そこで、ここではそれぞれの干支の運気を紹介する。是非、2018年の開運の参考にしていただきたい。
●子(ね)年生まれの人
よく動き、よく働き、どんな環境にも対応することができる。人間関係でのトラブルは比較的少ないが、おせっかいな一面も。家族を大切にし、多くの人から親しまれる。蓄財運が強いのも特徴。
●丑(うし)年生まれの人
忍耐強さと頑固さを持ち、他人には優しく穏やかな性格だが、他人に厳しく接することも。「常識」という言葉を嫌うタイプが多く、研究熱心なあまり、人間関係にひびが入ってしまうこともあるので注意を。
●寅(とら)年生まれの人
チャレンジ精神が旺盛で、人の心を惹きつける。行動力があり、それが無鉄砲だと勘違いされることもしばしば。感情的になりやすく、束縛心が出ると偏った判断をしてしまいがち。
●卯(う)年生まれの人
礼儀正しく、自分に厳しいところがある。苦労をばねにできる人間性豊かな性格だが、熱しやすく冷めやすいので恋愛や結婚で苦労をすることもある。晩年に安定する傾向が強いのも特徴。
●辰(たつ)年生まれの人
プライドが高く負けず嫌い。融通が利かない面があるので、人から理解してもらえる行動がとれれば、さらなる飛躍の可能性が高まる。金運に恵まれているが、見栄を張らないことが大切。
●巳(み)年生まれの人
冷静な判断力を持ち、緻密で慎重。温和に見えても強気な面がある。好き嫌いがはっきりしており、嫌いなものには見向きもしない。企画力や発想力を活かした仕事をすると成功する可能性が高まる。
●午(うま)年生まれの人
勢いに乗るとまっすぐ進み、積極的に行動していく。人の良さに付け込まれないように注意することも大切。失敗を成功に変えることもでき、行動力と社交性も十分。
●未(ひつじ)年生まれの人
周囲への心使いも人一倍で、他人と争わない性質があります。強い意志を秘めていて、何事にも慎重に取り組み、物事を深く考える力がある。金運は悪くないが、使い方によっては借財を負うことも……。
●申(さる)年生まれの人
どんな困難にも機転が利いた行動がとれ、意外な発想力で周囲を驚かせる人が多い。若い頃からリーダーとして頭角を現すこともあるが、貪欲になり過ぎると足を引っ張られるので注意を。
●酉(とり)年生まれの人
せっかちでよく喋り、明るく社交的。要領がいいので、組織で重宝がられます。注意したいのはお酒で、酒に呑まれないように気をつけて。地道な努力と忍耐力があれば、大きな成功を手にする可能性を秘めている。
●戌(いぬ)年生まれの人
正義感が強く、真面目で慎重。一度決めたら曲げない信念を持っている。裏を返せば、周囲の人の意見を聞き入れないので、それが災いすると孤立する。金運は順調で地道にお金を貯めることが得意。
●亥(い)年生まれの人
独立心が旺盛で頼られると一生懸命行動する傾向が強い。人脈が築けても、無理して失敗することもあるので、臨機応変に行動するように心がけることが大切。壁に衝突すると修正に時間がかかることも。
さらに詳しい運勢が知りたい人は本を参考に、自分や家族のみならず、同僚、上司、部下の運勢を紐解いてみよう。思わぬ基本性格や運勢がわかり、2018年は人間関係が円滑になるかもしれない。
取材・文/前川亜紀