どんな曲にも合いそうなのはFIR Sharp Roll-offである。DACの特徴を生かすならShort delay Sharp Roll-offがオススメだ。こちらはPCM用だが、DSD再生時にも2種類のフィルターが選択できる。プリメンアンプからトーンコントロールがなくなって久しいが、デジタルフィルターという新しい音質調整機能が加わり、ユーザーがあれこれ悩む楽しみが復活したのだ。
Mac miniに接続してAudirvana Plus3で接続。PCMもDSDも全てのサンプリング周波数に対応。
10cmフルレンジ一発の小型バックロードホーンFOSTX『P1000-BH』で試聴した。
写真・文/ゴン川野
オーディオ生活40年、SONY『スカイセンサー5500』で音に目覚め、長岡式スピーカーの自作に励む。高校時代に150Lのバスレフスピーカーを自作。その後、「FMレコパル」と「サウンドレコパル」で執筆後、本誌ライターに。バブル期の収入は全てオーディオに注ぎ込んだ。PC Audio Labもよろしく!
※記事内のデータ等については取材時のものです。