大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」では、24時以降、深夜に急に宿泊する人向けのプラン「シンデレラリバティプラン」が隠れた人気だ。24時以降に直接ホテルに向かい、空室があればシングルルームで3980~4480円(ホテルによって異なる。消費税別)で宿泊できてしまうのだ。日本全国多くの東横インで実施されている(対象となるホテルは東横インのホームページで確認できる)。そこで上手な「シンデレラリバティプラン」の活用法について取り上げたいと思う。
最近では、訪日旅行客(インバウンド)の増加など、東京や大阪を中心にホテル不足問題もあり満室になってしまっていることも多いが、日によっては空いていることもある。筆者自身も出張先の大阪や沖縄、そして終電に乗り遅れた都内などで「シンデレラリバティプラン」を活用している一人である。事前予約はできず24時以降のチェックインになるが、1泊5000円以下で泊まれるのはお財布にやさしくて魅力的である。
このプランのリスクは、当然だが満室だと泊まれないということ。24時以降にチェックインするケースというのは、出張などの場合は最終の新幹線で23時台に目的地の駅に到着する場合、LCCなど夜22時台・23時台に目的地の空港に到着する場合、出張先に到着してそのまま飲みに行く場合などが想定される。仕事や飲み会で終電を逃してしまい自宅に帰るタクシー代よりも泊まった方が安いときなどに利用するケースもある。いわゆるホテルで寝るだけの時に利用することがほとんどだ。
シングルルームでもベッド幅は広くて清潔。体を十分に休めることができる。