今や夫婦共働きがスタンダードになっている。だからこそ「奥さん仕事していていいな~」「ウチの奥さんも、本音を言えば仕事してほしいんだよね」とボヤく既婚男性も多い。しかし、そこには“妻の不倫”という落とし穴があると、女性誌の編集者&ライターとして20年近く活動している沢木文氏は指摘する。ちなみに沢木氏は、『貧困女子のリアル』が話題になり、新刊『不倫女子のリアル』を刊行したばかりだ。
「アラフォー世代の女性の中には、男性並みに……いや、それ以上に稼ぐ女性が増えています。彼女たちの外見は総じて地味。結婚しても仕事を続け、家事をこなし、子育てもして、堅実に生きており、人間的にも安定している人が多いように感じます」
彼女たちの特徴は“4K”だと言う。それは、稼ぐ、キレイ(容姿よりも仕草や考え方)、軽い(体重と気持ち)、そして、堅実さだ。
「夫は、我が子を産んだ妻に対し情熱的な愛ではなく、親愛と信頼を寄せています。ですから、ウチのカミさんに限って……と油断していると、思わぬところで足元をすくわれることがある。女性は常に女として見られたいと思っている人も多いです。そんな人妻の気持ちを知っていてアプローチする手練れの男性も少なくありません。彼らは、結婚に焦っている独身女性ではなく、人妻を狙います。多少の“劣化”はあれど、経験豊富で後腐れない方が、恋愛相手としては最適。“きれいだね”“好きだよ”などとささやき、一時的な恋愛関係を楽しんでいるようです」