●アレルギーを防ぐつもりでヨーグルトを食べ逆にアレルギーに
花粉症などアレルギーに効くとされているヨーグルト。せっせと毎日食べると、逆に食物アレルギーを発症するかもしれない。ヨーグルトは多くの日本人の体質に合うとはいえず、食べてから数日経って発症する、遅延型の食物アレルギーを引き起こす可能性があるという。そもそも日本人は諸外国と比べて、腸内細菌に善玉菌が占める割合が高く、あえて毎日ヨーグルトを食べる必要性は低いとしている。
●カフェインは日本人と相性悪し
コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、エナジードリンクなど、カフェイン飲料は日常の食生活にすっかり溶け込んでいるが、残念ながらカフェインのメリット(集中力強化や覚醒作用)を享受できる日本人は半数にとどまるという。残りの半数は、カフェインを一定量以上摂取することで、頭痛、不安、下痢などネガティブな症状をもたらしやすい遺伝子を持っている。とくにカフェインに敏感な人は、コーヒー1杯でも不安定な気持ちになりやすく、それは日本人の25%に該当するとのこと。
文/鈴木拓也
老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。
※記事内のデータ等については取材時のものです。