年末年始の休み中、新年を迎えた後は、自宅でゆっくりすることも多いだろう。しかし、生活がダラダラモードになってしまうと、休み明けの仕事始めには、正月ボケでミスの連発などの悲惨な事態に。その原因の一つが体内時計が狂うことだといわれている。そこで、正月ボケを避けるために、休み中、体内時計を狂わせない行動のポイントを紹介しよう。
■正月ボケはなぜ起きる?
連休明けにいざ仕事をスタートしようとしたときに、なんだかいつもの調子が出ない、ケアレスミスが連発するなどの状態に陥ったことは誰しもあるはずだ。特に年末年始の休み明けは「正月ボケ」に悩まされることが多い。
そんな正月ボケは、果たしてなぜ起きるのだろうか。特に年末年始は大晦日や元旦など、いつもより夜更かししたり、不規則な生活になりがちだったりすることで、時差ボケのようになってしまうのが原因だといわれている。この時差ボケにかかわるのが、「体内時計」の乱れである。
体内時計とは、体に備わる機能で、これによって夜になれば自然と眠くなり、朝になれば目覚めるなど、一日のうちでも、体温やホルモンなどの調整が自動的に行われている。この体内時計は、光が大きく影響するため、夜なのに光を浴び続けたり、昼なのに十分に光を浴びなかったりすると、狂いが生じるといわれる。よって、夜寝付けなくなったり、昼間眠くなりぼーっとしたりと、何かと障害が起きてくるのだ。