スペース系軽自動車の下克上、逆襲・・・と言っていいのが新型ホンダN-BOXである。N-BOXと言えばホンダNシリーズの第一弾として2011年にデビューして以来、約5年で4度の年間軽自動車販売台数No.1に輝いた超ヒット作。黄色いナンバーがなければ小型車並みの堂々とした存在感、ミニステップワゴンを思わせるデザイン、広大な室内空間、子育て世代から大人の趣味人に刺さるシートアレンジ性などが大きな特徴、魅力となっていた。そんなN-BOXがついに2代目に進化。それもハンパじゃない上級機能、装備を携えての登場だ。
なにしろプラットフォーム、エンジンといった基本部分を刷新。2代目でそこまでやるクルマはめったにない。結果、エンジン、エアコンなどを小型化でき、ノーズを5~10mm短縮するとともに、ペダル位置を15mm前出し。さらに後席を10mm後方に下げ、テールゲートの薄型化して攻めに攻めたことでクラス最大の室内長2240mmを実現。