DIME MAGAZINE
近年、新興プラモメーカーや、これまでフィギュアなどをメインに展開していたメーカーから、マニアックなプラモデルキットが増々登場している。さらに、接着剤不使用、塗装不要のアイテムも増えており、初心者も気軽にチャレンジできる。今回はそんな大人の自作プラモを紹介しよう。
指南役・オオゴシトモエさん
ホビーライター、モデラー。作例製作やコラム執筆など、プラモデルのナビゲーターとして、ものづくりの楽しさを広めるべく活動中。
●ガンプラの最高峰にニューフェイス登場
（C）創通・サンライズ
バンダイ『PG 1/60 RX-0 ユニコーンガンダム』
2万1600円
『機動戦士ガンダムUC』の主人公機を、ガンプラの最高峰であるパーフェクトグレードで立体化。通常状態の「ユニコーンモード」から写真の「デストロイモード」や「アンチェインドモード」への変形機構も搭載。また、別売りのLEDユニットを組み込めば、サイコフレームの赤い発光を再現でき、インテリアとしても楽しめる。同作の『PG バンシィ・ノルン』も展開中。
●レトロなイタリア車を光沢まで表現
フジミ模型『1/24 フィアット500』
2808円
「塗装しなくても見栄えのするモデル」をコンセプトとした、新感覚の『カーモデルEASYシリーズ』の新作。イタリアの自動車製造会社フィアットの『フィアット500』のかわいらしいボディーを、金型を磨き光沢を出して再現している。細かい部分についても付属のシールやマスキングを貼ることで、コンセプトどおりに、塗装の手間なしで美しい光沢表現が可能。
●美しい白鷺城の鑑賞を自宅で楽しむ
童友社『1/500 プレミアム姫路城』
5400円
平成の大改修を終え、今年3月にグランドオープンをした姫路城（白鷺城）を新設計、新金型でプラモデル化。完成寸法は265×205×120mmで、大天守と3つの小天守を渡櫓でつないだ、連立式の複合天守をリアルに作り込んでいる。石垣の塗装をしたり、樹木パーツをスポンジとパウダーで作って配置したりと、ジオラマ的な要素も楽しむことができるのもポイント。
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